琉球伝統玩具

2015年10月12日

琉球伝統玩具

琉球伝統玩具

本州とアジアの中間に位置する沖縄には、チャンプルー文化の名の通り各地の本州や中国、韓国、東南アジアの国々の特徴がまじりあった様な個性的なおもちゃが沢山あります。

大きく分けて自分たちで気軽に作って楽しむおもちゃを「てぃんちゃま」、職人によって作られたおもちゃを「いーりむん」といいます。

代表的な張り子の他、木を使って作られた船、小物、土を用いた人形、糸で美しい色合いを生み出す琉球手毬などは「いーりむん」、葉っぱのおもちゃなどは「てぃんちゃま」に分類されます。

どちらもテレビやビデオの普及、こどものおもちゃのハイテク化、住宅形態の変化による葉っぱの減少、作り手の減少などにより、今となっては知らない人の方が多くなっていますが、沖縄ならではのおもちゃの伝統文化として是非後世にも伝えてゆきたい宝物です。